最近「睡眠の質」が話題になっています。睡眠の「質」とは何でしょう?
あなたやあなたの大切な人が毎日を元気に過ごすには質の良い睡眠をとることが重要です。
なぜならば、睡眠の質によって日中の脳や身体の状態が大きく変わるからです。
今回はドライヘッドスパニストの立場から、ドライヘッドスパと睡眠の質の関係についてお話します。
睡眠の質とは

睡眠の質の見分け方
睡眠の質とは「翌朝の心や身体の状態」によって良い悪いが決まります。
質の良い睡眠とは、深い睡眠、つまりしっかり熟睡できていた状態です。
翌朝目覚めたときに、昨日の疲れがスッキリ解消されている状態です。
逆に質の悪い睡眠をとった翌朝は、疲れが解消されず目覚めも悪いです。
もし今、あなたの心や身体の疲労がしっかり回復されていないのであれば、質の良い睡眠を取れているとはいえません。
なぜ睡眠の質が悪くなってしまうのでしょうか?
睡眠の質が悪くなる理由
睡眠の質を左右する原因を知る前に、睡眠のメカニズムを理解する必要があります。
睡眠は
- レム睡眠
- ノンレム睡眠
という2つの睡眠状態によって成り立っています。
レム睡眠
レム睡眠の役割とは、主に「身体の休息」です。
レム睡眠中は、基本的に筋肉がゆるみ身体は動きませんが、脳は活動をしていて夢を見ています。
交感神経が優位になり、眠りの状態としては「浅い眠り」となっています。
ノンレム睡眠
ノンレム睡眠の役割とは、主に「脳の休息」です。
ノンレム睡眠中は、レム睡眠中とは異なりカラダは動きます(寝返りなど)が、脳の活動は低下していて夢は見ません。
副交感神経が優位になり、眠りの状態としては「深い眠り」となっています。
睡眠のメカニズム
睡眠のメカニズムは、一般的には眠りの深いノンレム睡眠から入り、眠りの浅いレム睡眠に移ります。
その後、ノンレム睡眠とレム睡眠が1つのセットになり、一晩に4〜5回繰り返すのがパターンとされています。
適切な睡眠時間を経過するとレム睡眠の割合が増え、交感神経が優位になり徐々に血圧や脈拍を上げ自然な目覚めにつながります。
睡眠の質が悪くなる理由
質の良い睡眠をとるためには、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という睡眠メカニズムのサイクルをバランス良く繰り返すことが大切です。
しかし、普段の生活の中で受けるストレスなどが原因で脳疲労をおこし自律神経のバランスが崩れてしまうと、交感神経が優位になりすぎて本来「脳の休息」であるノンレム睡眠をとることが難しくなってしまいます。
結果、じゅうぶんに脳を休ませることができず目覚めのスッキリ感を得にくくなります。
また、脳がリフレッシュされていないことにより「寝たのに疲れが抜けていない」という感覚になってしまうのです。
睡眠の質を良くする方法

睡眠の質を良くするためには
- 規則的な生活サイクルをおくる
- 室温・光などを調節し心地よい空間を作る
- 入浴や音楽・香りなどで眠る前にリラックスをする
などの方法が一般的に推奨されています。
ドライヘッドスパが睡眠の質を向上させる理由

睡眠の質を良くする方法をご紹介しましたが、そもそも脳疲労の状態ではどのような方法を取ったとしてもじゅうぶんに効果を得ることはできません。
ドライヘッドスパには
- 頭や首の筋肉を緩め血液の流れを良くすることによって、脳にじゅうぶんな酸素や栄養をいきわたらせる。
- 脳脊髄液を流すことによって、脳に溜まった老廃物を排出する。
- 脳疲労が解消されることにより、自律神経のバランスが整う。
- 自律神経のバランスが整うことにより、心が安定し深いリラックス効果を得る。
という効果があります。
このように、脳疲労を解消したうえで質の良い睡眠をとる方法を実践することで、本当に質の良い睡眠を手に入れることができるのです。
ドライヘッドスパは未経験からでも身に付けられる

ドライヘッドスパは、必要な道具も少なく気軽におこなうことのできる技術ですが、その効果はご家庭でのスキンシップからプロとしてのお悩み解消まで幅広い効果を期待できる優れた施術です。
また、扱う箇所が「頭・首・肩」に限定されているため、一般的な知識や技術であれば身に付けることは容易です。(もちろん更なる知識や技術の追求に終わりはありませんが)
そして、ドライヘッドスパは過度な力も必要なく施術者への負担が少ないため、性別や年齢に関係なく身に付けることができる施術です。
- 大切な家族を癒したい
- 家族の不調改善に役立てたい
- 人を癒す仕事がしてみたい
- 手に職をつけたい
という未経験の方から
- お客様に有益なオプションを提供したい
- 身体だけでなく心のケアまで提供したい
- トータルな癒しをメインメニューとしたい
という現役セラピストの方まで
さまざまな理由でドライヘッドスパを学ばれる方が増えています。
あなたもドライヘッドスパニストになってみませんか?